2011-04-30

大工ボランティア


大工ボランティアとして2人で活動を始めました。
ボランティア団体のリーダーの方が職業を活かしてこい!と送り出してくれた。
感謝です!

ietoka 災害復旧工事
このバス停大工さんが廃材で作ったんだよーって、教えてもらったんです。
すげーなー、センスいーなーってよくよく聞いたら造ったの知り合いでした!
そんなことあるんですね。
ietoka 災害復旧工事
最初の作業はこちらのコンテナ。
家を流された方たちが仮住居として3棟レンタルしてきたそうです。
ietoka 災害復旧工事
中にロフトを造りました。
ietoka 災害復旧工事
こちらの棟は階段付き。
ロフトの高さもみなさんそれぞれに。
ietoka 災害復旧工事
材料は流された家の廃材です。
廃材といっていいのかわかりませんが、地域の方に断って使わせて頂きます。
瓦礫の山から必要な木を引っ張り出して釘を抜きます。
くぎ抜き得意です。失敗多いので。

ボランティアに来て感じてください!

↓オンザロード
http://www.saigaishien.jp/

↓め組JAPAN
http://maketheheaven.com/megumijapan/

↓ピースボート
http://www.pb-kyuen.net/

↓RQ市民災害救援センター
http://www.rq-center.net/

↓物資が被災地の避難所や個人宅に直接届きます。
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2011-04-26

泥出し


東日本大震災のボランティアとして石巻市に入りました。
最初は個人で直接被災地をまわろうと思っていたけど、現地の状況が分からないので
RQというボランティア団体にお世話になりました。
3日間住宅の泥出しをしました。家の中に入り込んだ泥や瓦礫を撤去します。
初日は石巻市浦屋敷。石巻湾から1~2km離れた住宅街です。
平らなこの土地の建物はほとんど1階天井まで浸水。流された建物も沢山あります。
泥出しは家主さんの立会いで行い、写真や大切なものは一つ一つ家主さんに確認して頂きます。
家の床が泥や倒れた家具などでいっぱいになっている光景を見て、ほとんどの人は片付ける気力がわかないようです。そりゃそうだ。


ボランティアはチームを作って瓦礫を出し

溜まった泥を土嚢袋に入れて外に出します。

瓦礫や泥が片付いた家を見て家主さんは涙を浮かべて喜んでくれました。
みなさん本当に辛かったんです。一人では出来ないんです。
沢山の人の力が必要なんです!

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2011-04-25

耐震補強工事 4


自然素材の家 耐震工事
耐震工事で区の補助金を受ける場合、耐震には関係なくても壁や屋根などの劣化部分も是正対象になっています。

ようは家が傷む原因になる部分も一緒になおしなさいっ!ってことでしょうか。
自然素材の家 耐震工事
瓦は古くなると割れたり表面が剥げたりするようです。
やっぱり今回も・・・
自然素材の家 耐震工事
斎藤君いつもありがとー!
ついでに樋も直してもらっちゃいました。
自然素材の家 耐震工事
棟瓦も崩れかけていたので積み直してもらいました。仲間のまっちゃんもありがとー!
ちょうどこのとき地震が・・怖かったねー
自然素材の家 耐震工事
漆喰で仕上げて終了ー。

自然素材の家 ietoka

耐震補強工事 3


工事も終盤1階と2階の10箇所の壁を一気に工事します。

自然素材の家 耐震工事
1階の寝室に昔使っていた扉が。ガレージから物を運ぶときに使っていたそうです。
自然素材の家 耐震工事
筋交いは入っているけど効いている様子なし。
自然素材の家 耐震工事
新たに筋交いを入れ金物で固定。
柱の上下は強めのHD金物で固定。

この家はスキップフロアなのでスキップのフロア部分にあわせて新規に梁を入れてます。
自然素材の家 耐震工事
扉部分をモルタルでふさぎます。
自然素材の家 耐震工事
構造用合板を貼って見切りでなんとかおさめます。違和感が少ないように見切りには柿渋とベンガラと桐油を塗ってなじませます。
自然素材の家 耐震工事
2階工施工前。
自然素材の家 耐震工事
ここも小屋裏がスキップになってます。
自然素材の家 耐震工事
自然素材の家 耐震工事
構造用合板を貼って土漆喰を2回ぬりました。この後白くなっていきます。

自然素材の家 ietoka

2011-04-24

耐震補強工事 2


今回工事する壁の数は大体20箇所。
合板を設置すると大壁になってしまうため、
出来るだけ目立たない場所をねらって補強をしていきます。

自然素材の家 耐震工事
縁側の扉部分とその左の壁を補強します。
現在は物置場所として使っているだけなので、扉はつぶしてしまいます。
自然素材の家 耐震工事
壁を開けるたびに予想外の状況がまっています。
なぜその構造?!
その筋交いおかしくね?!
大工さんはきっと一生懸命つくっているんだと思います。その時代の考え方なんだろうとおもうけど。
自然素材の家 耐震工事
梁の継ぎ手部分を補強。
自然素材の家 耐震工事
地震で柱が抜けないように基礎と柱をつなぎます。
自然素材の家 耐震工事
柱や筋交いに防腐材として柿渋を塗り、フォレストボード(杉皮などをコーンスターチで固めた自然素材の断熱材)を入れます。
自然素材の家 耐震工事
構造用合板を張って、天井をもとに戻します。
IMG_0639
土漆喰を塗って完了。
自然素材の家 耐震工事
壁の裏側は和紙を貼りました。

自然素材の家 ietoka

2011-04-23

耐震補強工事 1


世田谷区の助成を受けての耐震工事です。

自然素材の家 耐震工事
工事前の耐震診断では上部構造評点が 0.34 (0.7未満では大規模地震に対して、倒壊する可能性が高い)。
この評点が1.0以上(大規模地震に対して倒壊しないレベル)になるように補強工事をします。
自然素材の家 耐震工事
ガレージにあるこの壁を補強します。
2階の張り出し部分を支えています。
自然素材の家 耐震工事
壁を壊してみると柱は一本だけ。
何のための壁だったのだろう?
自然素材の家 耐震工事
もともとの基礎と壁を補強するはずだったが、撤去して基礎から作り直し。
仮の柱を立てて2階の部屋を支えながらの作業です。

自然素材の家 耐震工事
この状態であの地震が起きました。
なんでこのタイミングっ?!
今まで感じたことのない揺れで怖かった。
そして長い揺れだった。
震源地のプレートが31メートルも動いたそうだ!
自然素材の家 耐震工事
土台と柱を設置。
地震で柱が外れないように金物でがっちり固定。
自然素材の家 耐震工事
構造用合板を張って建物の揺れを抑えます。

イエトカでは出来るだけ合板などの接着剤を含んでいる材料は使用しないようにしています。
今回は耐震補強が目的である為、設計士さんの計算のもと構造用合板を使用しています。
自然素材の家 耐震工事
自然素材の家 耐震工事
ガレージ部分の工事完了。

自然素材の家 ietoka