外壁の裏側に土を塗っていきます。
外壁を丈夫にするためと、断熱・蓄熱効果を高める為です。
この家は大壁(昔の家は真壁)なので、この後内側にも下地をして
土を塗ります。
内側を塗ったので水分が外壁に染みてきました。
下地や筋交いの形がはっきり見えて面白いです。
2008-11-11
裏返し
2008-11-06
もんじゃ焼き
2008-11-03
屋根から壁へ
お久しぶりですー!
一ヶ月ぶりに現場に帰って来ました。
雨で壁が崩れていないか心配だったのですが、
しっかり固まっていて安心しました。
色もグレーから茶色になり始めてます。
瓦屋さんの斎藤君が粘土を運んでくれました。
埼玉県の入間市で民家の棟瓦をとり直した時に、
土台として使っていた粘土が大量に出たそうです。
この家の壁に使っている荒木田土という粘土です。
ちょうど土を足そうと考えていたところなんです。
なんというタイミング!助かりましたー。
この粘土は40年位屋根の上に載っていたそうです。
普段は産業廃棄物として処理されてしまう粘土を
土壁として使えるなんて最高ですね。
粘土に付いていた漆喰や瓦片などを取り除いて
荒壁土で作った土手の中に入れました。
でっかいもんじゃ焼きみたいです。
粘土の中にスズメの巣が入っていました。
これは壁の中に入ります。
夏に植えた朝顔が元気に花を咲かせていました。
アカサカサカスでやっていた eco のイベントでもらった種です。
鮮やかな色ですねー。
2008-10-05
土壁乾燥中
2008-09-30
2008-09-26
2008-09-24
壁塗り開始
2008-09-14
2008-09-12
木小舞い
外壁に隠れてしまうボルト・ナットを増し締めします。
場所によっては木材が乾燥して結構締まるところもありました。
荒壁の下地を始めました。
竹で小舞いを掻く予定だったのですが、
切り出した時期が悪かったのと自分の管理が
悪かったせいで竹にカビが生えて虫もついてしまいました。
本当にもったいないことをしました。(お金じゃなくて竹がもったいない)
自然の中で自然の材料を使って家を建てることは本当に難しいですね。
毎日勉強ですっ!
結局木摺(35mm×9mm)や同縁(15mm×45mm)などの木材に
棕櫚縄を巻きつけた巻き小舞いを打ち付けて下地にすることにしました。
実際に土がどれくらい下地に食いつくかテストしながらやってます。
2008-09-03
チョコの屋根
2008-09-01
水切り
間もなく瓦が葺き終わるところだったのですが、
数枚足りませんでした。おしかったなー。
瓦が届くまでの間に水切りを付けてもらいます。
荒壁のテストです。
屋根の雨垂れがストレートにかかってしまいました。
土だけの壁ではこんなもんですよね。
実際の壁はこの上に何層か重ねて塗ります。
最後はなるべく耐水性があるもので仕上げます。
屋根つけてみました。
土はプールに戻してやり直しです。
先走ってサッシを付けてしまったのですが、
水切りを付けてからその上にサッシを乗せることになりました。
水がしみそうなところに漆喰を塗ってもらってます。
漆喰なのに黒い!
サッシの下に付く水切りです。
一つずつ寸法を測って作ってくれてます。
サッシの周りに水がしみたときにもなるべく水切りで
外に流せるようにしています。
でも完全ではないです。
周りが土とか木とか竹ですから・・
基礎と土台の間は通気層になっています。
虫が入らないように網を付けて、土台水切りを付けます。
屋根屋さんはこうゆう加工も出来ちゃうんですね。
素敵です。