瓦で流しきれなかった雨水は防水紙の上を流れてこの穴から流れます。
瓦を上げました。
すごい量で笑えます。
この瓦は横にぴったりと付けて葺いていくタイプなので、
屋根の幅が合うかどうか仮に並べていきます。
焼き物なので一枚一枚大きさや形が少しずつ違います。
調整しながら丁寧に並べています。
一列目を釘で固定して今日は終了です。
斉藤君が「チョコレート工場みたいだね・・」って
言っていました。
本当はブラウンなんだけど確かにチョコレートのほうが
しっくりくるかも。
土壁の家 ietoka
2008-08-28
板チョコ
2008-08-27
虹
早朝に瓦屋さんが瓦を運んで来てくれました。
肩からかけてる道具ローテクだけどかっこいいです。
瓦屋さんのアイディアで通常はアスファルトルーフィング
のところをタイベックという防水紙を2重に貼ります。
アスファルトルーフィングを使いたくない理由は、屋根を
葺き替えるときに廃棄の付加が大きいこと。
タイベックを使う理由は透湿性があるからだそうです。
木摺を打ちました。
木摺は瓦では流しきれない水を流す為。
瓦と防水紙の間を空けて通気を良くする為だそうです。
「20年30年経った時に木摺が生きてくるんだよ!」っと
言っております
もう俺の横で寝そうですけど・・
斉藤くんが虹を持ち上げてくれました。
東京ではなかなか見られない端から端までの
きれいな虹でした。
2008-08-24
2008-08-22
窓
■妻の日記■
毎週末に手伝いに来ています。
今日は外周部分の柿渋を塗りました。
基礎から約1000ミリの高さまで塗っていきます。
柿渋は独特な臭いがあります。
近くで作業していた設備屋さんが好奇心いっぱいの小学生のように寄ってきて、「くっせー、何の臭い?」と訊いて来たので
柿渋だと答えると、「うわぁー、腐った餅みてぇだー」と逃げていきました。
確かに臭いのですが、化学薬品ではなく自然のものですので
私はすぐに慣れてしまいました。
手袋に穴が開いていたので手が臭くなりましたケド・・・
以上、妻でした。
サッシと玄関ドアを入れました。
サッシはアルミサッシです。
ペアガラスで、外側のガラスは樹脂をはさんだ防犯ガラスになってます。
玄関ドアは駐車スペースを確保するために引き戸にしてみました。
それぞれの窓の位置は自分の考える暮らしやすさです。
土壁の家 ietoka
2008-08-20
筋交い
筋交いを入れて仮筋交いをはずしました。
間柱を入れ始めてます。
このあたりはパタパタと仕事が進んで楽しいです。
すべての筋交いの上下を決められた金物で固定します。
この後もそこまでしないといけないの?
ってゆうほど金物を付けます。
耐震金物は設置したときの状態ならば地震などの力に
十分対応できると思います。
しかし10年20年経って木がやせたときに
どのくらいビスが効いているかは分かりません。
最終的には基礎・土台・柱・梁・筋交いなどが
家を支えるのだと思います。
筋交いは通常より少し幅の広い120mm×45mm
の杉を使っています。
土壁の家 ietoka
2008-08-19
2008-08-18
野地板
広小舞い(垂木の先端上にあるやつ)を加工して取り付けました。
野地板は50mmの釘で留めます。
野地板(屋根の下地板)を取り付けてます。
疲れたら屋根の上で腰を伸ばして昼寝します。
なかなか素敵な勾配です。
土壁の家 ietoka
2008-08-15
破風板
破風板を付けて、垂木の先端を切りそろえました。
もう少し軒の出を大きくしたかったのですが、
土地の関係で図面より少し短くなってしまいました。
少し家を小さくすればよかったなー。
小屋束は母屋と梁にホゾで入っていますが、
金物を使って固定する決まりになってます。
かすがいを両面から打っています。
垂木はジョイント部分がなるべく乱になるようにしています。
垂木を現している所と端部は120mmのビスで固定します。
それ以外の所は90mmの釘2本で固定します。
土壁の家 ietoka
2008-08-13
小屋筋交い
小屋束の垂直を見て、小屋筋交いを設置しました。
90mm×15mmの板を50mmの釘で打ちます。
屋根が揺れないようにバランス良く入れます。
垂木を入れ始めました。
垂木は60mm×45mmの杉です。
300mmピッチで設置します。
もう日が短くなってきてしまいました。
夏もあっという間に終わってしまいそうです。
土壁の家 ietoka
2008-08-10
2008-08-08
母屋
母屋と棟木を架け始めました。
一番高いところに架かっているのが棟木です。
そのほかが母屋です。
今日は同じおじいちゃんに桃を頂いてしまいました。
ジューシーで冷え冷えです。皮ごと丸かじりです。
なにかお礼をしなくては・・
土壁の家 ietoka