土台の刻みが終わりました。
土台は桧の3寸5分角(105mm)です。
桧は水周りなどの内装材などによく使われているように
水や湿気には強いと言われていますが、
桧の辺材はシロアリに弱いそうです。
なるべく芯材の多いものを使っていますが、
実際にはシロアリはどんな木でも食べます。
防虫材を注入してある材料でも、堅い木でも。
ベタ基礎は全体がコンクリートで覆われているので、
土からシロアリが入って来にくい構造ですが、
基礎を断熱材で覆っている構造は断熱材を通り道にして
土台に上がってくることがあります。
また、基礎の表面をモルタルで仕上げると基礎とモルタルの
隙間を通って土台に上がってしまうこともあります。
この家はそのどちらでもありませんが、
シロアリを完全に防ぐ方法は今のところ無さそうです。
シロアリ対策で重要なのは点検しやすい構造(床下、屋根裏)
と防湿と言われています。
シロアリの食害を早期に発見して対処できる家、
住む人が点検やメンテナンスをしやすい家を造りたいと思います。
自然の中に家を建てるということはそこに住むもの(シロアリも)や
自然と関わりながら生きていくということなのでしょうね。
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